18世紀に建てられた王宮や、歴代の国王像や美しい庭園があるオリエンテ広場、アルカラ門など、王室ゆかりの歴史遺産が立ち並ぶ、ノーブルな雰囲気のマドリード。
今回の記事では、マドリードの街歩きを暮らすように楽しめる、女子向けスポットをお伝えします。

1. 市内中心部の、可愛いブティックホテルに泊まる
今回滞在したブティックホテル「H10 ヴィラ デ ラ レイナ(H10 Villa de la Reina)」は、賑やかなグランビア通りに面していますが、一歩中に入るととても静か。

ロビーの一角では、タパスや地中海料理などもオーダー可能。チェックイン時にウェルカムドリンクとしてカヴァをいただけるのも、マドリードらしいですね。

客室は、白を基調にしたお部屋では、自宅にいるように寛げました。街歩きの疲れを癒すためにも、バスタブ付きのお部屋をリクエストするのがおすすめ。

ホテルからは、マドリード発の人気革製品ブランド「ロエベ」の本店や、コスメやファッション、グルメが詰まった大きなデパート「エル・コルテ・イングレス」も、徒歩5分以内!

残念ながら、観光客を狙ったスリの多いヨーロッパ。マドリードでもスリが頻発しているので、ショッピングスポットから近いことは、ちょこちょこ荷物を置きに戻れることからも、望ましい選択です。
2. トレンドの美食スポットで、スペイングルメを堪能する
さて、スペインと言えば、美味しい食事を楽しみたいもの。
マドリードきっての高級エリア、サラマンカ地区の映画館を改装し、2014年にオープンした美食スポット「プラテア(Platea)」は、6000平方メートルの広さを持つ、ミシュランスターに輝いたトップシェフらが監修したゴージャスな美食スポットです。

地下1Fはフードコートのようなパティオ(Patio)で、タパスやバゲットサンドイッチなどが楽しめます。

1Fはパルコ(El Palco)と名付けられた、カクテルが楽しめる場所。ホテルのラウンジバーのような作りになっています。

ゆっくりディナーを満喫したいなら、2Fのミシュランの星付きレストランへ。

ひとりでタパスの食べ歩きから、大人数での落ち着いたディナーまで、シーンを問わず対応できるのが良いですね。

2Fまで吹き抜けになっているので、開放感に浸れます。

時間帯によっては、音楽の生演奏やポールダンスショーが行われます。ちょうど金曜の夜に訪れたので、プログラムも満載で、お仕事帰りの方々で大賑わいでした。
3. 大胆な色使いとデザインの、マドリード発ブランドに触れる
プラテアと同じサラマンカ地区には、セラノ通りというマドリード屈指のファッションストリートがあります。

世界的なハイブランドショップが軒を連ねていますが、私のお目当ては、スペインらしさ溢れる、マドリード発のポップなブランド「アガタ ルイス デ ラ プラダ(Agatha Ruiz de la Prada)」。

女性デザイナーによる、“遊びゴコロあふれる色とフォームで、世界に愛とユーモアとオプティミズム(楽観主義)を!”というブランドコンセプトそのままに、どこを見ても、カラフル。とにかく、色、色、色!

花柄や星、ハートマークなどが用いられたカラフルで大胆なデザインが特徴で、子供服の種類が豊富ですが、中にはハート型のフレグランスやポーチ、リップクリームなどの美容アイテムも!

少し目がチカチカしますが、悩みがあっても、全て吹き飛びそうなほどのポップさ(笑)。ポジティブなデザインの小物を身に着けるだけで、底抜けに明るい気持ちになれそうです!
4. 美しさと情熱のショー、フラメンコに酔いしれる
マドリードらしさと言えば、フラメンコも外せません。“タブラオ”と呼ばれるライブハウスのステージで、情感たっぷりに奏でられるギターの音色や、歌(ダンサーに目が行きがちですが、最も重要で特別なものだとか)に加え、ダンサーが華麗なステップを刻んで舞い踊る姿は、まさに迫力満点!
今回訪れたのは、フラメンコ通の友人からも耳にしていて、世界で最も有名なタブラオと称されている「コラール・デ・ラ・モレリア(Corral de la Moreria)」。

1956年にオープンした老舗で、一流ダンサーが出演中。客席と舞台が至近距離なので、見事なパフォーマンスを、臨場感たっぷりに味わえます。
世界各国の王室関係者や著名人にも愛されているというのも頷けますね。言葉が分からなくても、その迫力に引き込まれ、心が揺さぶられる体験ができますよ。

5.お散歩がてら、カラフルなフラメンコグッズに触れる
興奮さめやらぬうちに(?)、翌日、フラメンコグッズのお店も覗いてみました。
マドリード中心部にある「マティ (Maty)」は、華やかなフラメンコドレスが揃っているショップ。

舞台の本番用だけではなく、練習用スカートや靴、子供用の衣装なども販売しています。カラフルな原色や、ドット、花柄などが人気だそうで、マドリッド郊外やバレンシアなどからドレスを求めて訪れる方もいるのだとか。

フラメンコの衣装って、とても重いんですね! いくつか見せていただきましたが、衣装を持っているだけで、腕が疲れました…。

こんなに重い衣装をまとって、姿勢を正して力強く、そして美しく踊るのは、至難の技! 「相当な体力と筋力、表現力の上に成り立っているからこそ美しいのだ」と、改めてフラメンコの芸術としての深さを思い知らされました。
<取材協力>
H10 ヴィラ デ ラ レイナ(H10 Villa de la Reina)>>
アガタ ルイス デ ラ プラダ(Agatha Ruiz de la Prada)>>
コラール デ ラ モレリア(Corral de la Moreria)>>

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