入浴前など、ふとお尻を触ったときに「他のパーツより冷たい」と感じることはありませんか?それは、お尻の血行が悪くなっているせいかも。あまり注目されていませんが、肩や腰のようにお尻もコリが溜まりやすい部位なので、ストレッチでしっかりとほぐしてあげましょう。
お尻のコリが下半身太りやセルライトの原因に!?

[お尻のコリが原因になり得るトラブルの一例]
冷え性(下半身の血行が悪くなることで全身に冷えが広がる)
むくみ(血行が悪くなり水分の排出がスムーズに行われなくなる)
下半身太り(代謝がダウンして脂肪を蓄積しやすくなる)
O脚・X脚(コリが股関節周りの筋肉に影響して骨盤が歪みやすくなる)
腰痛(骨盤の歪みから腰にかかる負担が大きくなる。坐骨神経を刺激することも)
不眠(血流が悪くなることで体温が下がりスムーズに入眠できなくなる)
タレ尻・扁平尻(お尻の筋力が衰えると下垂・ハリ不足の原因に)
セルライト(血行不良、冷え、むくみによってセルライトが引き起こされると言われる)
このようなことにならないためにも、ストレッチでお尻の筋肉をほぐしておきましょう。
手軽にお尻の筋肉を伸ばせるストレッチ〈3選〉

梨状筋をほぐす「4の字」ストレッチ
1) 膝を立てて座り、背中側に手をつく。2) 手に体重をかけてバランスを保ちながら、右の足首を左の太ももに乗せる。
3) 少しずつ上体を起こしていき、イタ気持ちいいポイントで20秒間キープ。
4) 脚を替えて、左右2回ずつ行う。
このストレッチで狙うのは、梨状筋(りじょうきん)。股関節を外旋するときに使う筋肉で、坐骨神経のすぐ近くにあるため、さまざまなトラブルを起こしやすい筋肉でもあります。ストレッチのポイントは、脚で「4の字」をつくること。フローリングの上で行うと座骨周辺が痛くなることがあるので、必ずストレッチマットなどを敷いてください。

中臀筋をほぐす「バランスアップ」ストレッチ
1) 仰向けで寝て、身体をまっすぐ伸ばす。2) 左脚を曲げて右へ倒す。このとき両肩とお尻の右側が浮かないように注意する。
3) 左のお尻の筋肉を伸ばすイメージで、右手で左膝をゆっくりと押していく。膝が床についてもOK。
4) 右脚は股関節まわりまっすぐ伸ばした状態でリラックス。膝を曲げると脚に無駄な力が入らないのでおすすめです。
5) そのままゆっくり呼吸しながら30秒間キープ。
6) 脚を入れ替えて左右2回ずつ行う。
このストレッチで狙うのは中臀筋(ちゅうでんきん)。歩行時・直立時に骨盤を安定させて重心を保つ筋肉で、ヒップアップにも大きく関係します。ストレッチのポイントは両肩を浮かせないこと。背中もできるだけ床につけるようにしましょう。膝が床につかない場合は、背中を少し浮かせてもOKです。

大臀筋をほぐす「開脚」ストレッチ
1) 床に座った状態で、右脚の膝を曲げて外側面を床につける。2) 両手を床について、骨盤を起こしながら左脚を真後ろに伸ばす。
3) 重心が左右にブレていないか確認したら、まっすぐ前に向かって体重をかける。
4) お尻の右側の筋肉を伸ばしながら30秒間キープ。
5) 脚を入れ替えて左右2回ずつ行う。
このストレッチで狙うのは大臀筋(だいでんきん)。お尻の表面にある大きな筋肉で、日常生活のさまざまな動きをサポートしている筋肉です。ストレッチのポイントは、前後に開脚するようなイメージで、骨盤と後ろの脚をしっかり立たせることと、体重を前方(曲げている脚側)にかけることです。
こんなときにお尻のストレッチがおすすめ

おすすめはリラックスタイムやお風呂上がりに行うこと。時間があるときは股関節や脚のストレッチも取り入れて、下半身全体の筋肉にアプローチしてください。
[ストレッチを行う際の注意点]
※腰に不安がある人は十分に注意してください。
※無理なストレッチはケガの原因になります。
※痛みや違和感がある場合はすぐにストレッチを中止して、医師に相談してださい。
writer / 宇井原 クリ子 photo / Shutterstock
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