飲み会で食べるなら良質なあぶらを含んでいるナッツ、ごま、オリーブオイルなど。ほかにもドレッシングのかかったサラダなどがおすすめです。

ただし、あまりに脂肪分が多い食品を食べ過ぎると、逆に胃腸に負担になってしまいます。脂身の多い肉や揚げ物などは避けて、上記に挙げた良質なあぶらの摂れる食品を軽く食べましょう。
飲む時間・飲む量の上限を決めておく

限度を決めずにお酒を飲むと量も増えてしまいます。事前に「この時間までにしておこう」「この量にしておこう」とお酒の上限を決めておきましょう。

社団法人アルコール健康医学協会によると、お酒は1~2単位ほど飲むのが適切な量だそうです。1単位とは、お酒の種類ごとにそれぞれこのくらいの量を指しています。
ビール:中びん1本(500ml)
日本酒:1合(180ml)
焼酎:0.6合(約110ml)
ウィスキー:ダブル1杯(60ml)
ワイン:1/4本(約180ml)
缶チューハイ:1.5缶(約520ml)
きちんと自分が把握できる量までにしておくことが大切です。
二日酔いにならない飲み方
飲食中は水をこまめに飲む
お酒を飲むときは水もこまめに飲みましょう。アルコールには利尿作用があるので、お酒を飲みすぎると脱水症状になってしまいます。それが二日酔いにもつながってしまうのです。

お酒を飲むときは一緒に水も飲むことで脱水症状を防げます。また、水を飲むことでお酒を飲む量も減らせるというメリットもあるんです。
お酒を飲むペースはゆっくりと
一気に大量のお酒を飲むと、アルコールが分解できず二日酔いの原因にもなります。お酒はちびちびとスローペースで飲みましょう。

小さな器で少しずつ飲んだり、一口飲んだら器を置いて間を置くなどして、意識的にちびちび飲みを実践しましょう。
たんぱく質&野菜を中心に食べる
お酒と一緒に食べる食事としては、肝臓の働きを助けてくれるたんぱく質を中心とした食品がおすすめです。居酒屋ならチーズやヨーグルト、焼き鳥、煮魚、刺身、卵焼き、豆腐など。

また同じく肝臓の働きを助ける野菜もしっかり食べましょう。こちらも居酒屋メニューでいうと、枝豆、サラダ、お浸しなど。
飲酒後に眠る前の+1テク
水を飲む

お酒を飲んで家に帰ってきてそのまま寝てしまわないで!アルコールの利尿作用による脱水症状を防ぐために、寝る前に水を飲みましょう。このテクニックだけでも二日酔いを防ぐことにつながります。
それでも二日酔いになってしまったら
常温のスポーツドリンクで水分補給
二日酔いの症状の原因の一つとして、体が水分不足になっている可能性があります。まずは水を飲みましょう。アルコールの利尿作用で水分と一緒に糖分も排出されているので、糖分が摂取できる飲み物が望ましいです。

塩分も糖分も摂れて、健康的な飲み物といえばスポーツドリンク。二日酔いのときには最適です。内臓を冷やさないよう常温がおすすめ。その他、味噌汁や野菜ジュースなどを飲むのも二日酔いに良いです。
アミノ酸&ビタミンB1で肝臓の働きUP
アルコールが体内で代謝される際、アセトアルデヒドという成分が生じます。本来は肝臓で分解されるのですが、アルコール量が多いとアセトアルデヒドが分解されず血中を巡ってしまいます。

アセトアルデヒドは毒性が高く、頭痛や吐き気といった二日酔いの症状を引き起こすのです。そこで肝臓の働きを高めてくれる「BCAA」というアミノ酸や「ビタミンB1」を摂取することで、アセトアルデヒドの分解を促すことができます。
BCAAが豊富な食品
魚(まぐろ、かつお、あじ、さんま)、肉(鶏肉、牛肉)、鶏卵、納豆、木綿豆腐、ご飯、そば、牛乳、チーズ
ビタミンB1が豊富な食品
豚肉、うなぎ、たらこ、玄米
その他肝臓の働きをUPさせる食品
しじみ、梅干し、りんご、キャベツ、カリフラワー、大根、はちみつ
ビタミンCでアセトアルデヒド分解

ビタミンCもアセトアルデヒドを分解するのに必要な成分で、二日酔いのときに摂取することで症状を和らげることができる栄養素でもあります。
ビタミンCが豊富な食品
柿、バナナ、グレープフルーツ、レモン、ブロッコリー
トマトジュースでアセトアルデヒド撃退

トマトジュースも二日酔いにおすすめのドリンクです。トマトに含まれているリコピンは、アセトアルデヒドの作用を抑えてくれます。また、トマトジュースを飲めば水分補給にもなるので、脱水症状も防げます。
吐き気や胃もたれには胃薬
アルコールは胃でも吸収されます。そのときに胃を刺激して胃酸の分泌を増やし、胃の粘膜を傷つけて二日酔いの吐き気や胃もたれといった症状が出てしまうのです。二日酔いで胃の症状が出たら胃薬を飲みましょう。

胃が弱っているときによく食べるおかゆ、うどん、ヨーグルトは控えて。胃腸に留まりやすく、負担になりやすいです。胃への負担が少ない、温かいスープなどを食べましょう。
頭痛にはコーヒー・緑茶
二日酔いだと脳血管が拡張することにより頭痛になる場合があります。そんなときにはコーヒーや緑茶を飲みましょう。コーヒーや緑茶に含まれるカフェインには、血管を収縮する働きがあり、二日酔いの頭痛を和らげてくれます。

ただし、カフェインには利尿作用があり、体内の水分が減ってしまうので飲みすぎには気をつけて。また、首周りを温めるor冷やすなどしても頭痛が緩和することがあるのでお試しあれ。
横になることで肝臓の働きUP
二日酔いのときは横になりましょう。特にふらついているときは無理せず横になって。立っているときよりも肝臓への血流が良くなるため、肝臓の働きが高まりアルコール分解を促せます。

頭を足元を少し上げることでさらに肝臓に血流が集中しやすくなります。枕やクッションを使って頭と足元を少し上げるような体勢で横になると良いでしょう。
健理三針区のツボをPUSH

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二日酔いになったときに効くツボもあります。それが「健理三針区(けんりさんしんく)」。手の平の真ん中より、やや手首側にあります。肝臓の働きを活性化し、アルコールの分解を促してくれるのです。親指で強く揉みましょう。
しんどいときはお医者さんに相談
あまりにも二日酔いがひどく、対策をしても解決しないときは病院へ行きましょう。内科や消化器科で診察してもらうのがベストです。
二日酔いの間違った対策に注意!

二日酔いになるとこんな方法が良い、と言われている対策の中には間違っていることもあります。例えばこんな方法を聞いたことはありませんか?
・熱いお風呂に入る
・運動する
・迎え酒
例えば「熱いお風呂に入る」「運動する」ことで汗を流しても、二日酔いが解消されることはありません。そもそも汗を流してもアルコールは排出されることはなく、脱水症状がひどくなるだけです。

また、二日酔いでさらにお酒を飲むと症状が和らぐ「迎え酒」も、酔って感覚が麻痺しているのを良くなったと勘違いしているだけです。そもそもお酒を飲みすぎないようにすることが何より大切です。
もう二日酔いには悩まない

二日酔いは、「飲む前」「飲む時」「飲んだ後」にしっかり対策をすることで予防することができます。これからお酒を飲むシーンでは、この記事を参考にして二日酔いを予防しましょう。
(エディタ(Editor):dutyadmin)