脂質は健康維持に必要な栄養素ですが、過剰に摂取するとダイエットの天敵となり、太る原因になってしまいます。
現代人の多くは脂肪を吸収しやすい体質だといわれていますが、食べ物を上手く選べば太りにくくなりますよ。ある特定の食品なら体が脂質を吸収するのを抑える効果を持っています。
今回は、脂質を抑えてダイエット効果を発揮してくれる食品を5つ紹介します。
◆キノコ類
キノコに含まれる「キノコキトサン」という成分には脂質の吸収を阻害し、体外への排出を促進する効果があります。
シイタケやマイタケ、シメジやエノキなどのキノコを摂取すると脂質の過剰摂取を防いでダイエットを助けてくれますよ。
脂質の吸収を防いでくれるだけでなく、キノコは低カロリーですから食べても太らない食材でもあります。
ダイエット中でも安心して食べられるので、積極的にキノコをメニューに取り入れましょう。
◆赤身肉
脂肪がたっぷりと含まれた霜降り肉はダイエットに不向きですが、脂肪の少ない赤身肉はダイエットにとても効果的です。
赤身肉に含まれる「L-カルニチン」は脂肪燃焼を促進する効果がありますし、タンパク質の多い赤身肉を摂取することで筋肉量を増やす効果も期待できます。
筋肉が増えれば脂肪燃焼はさらに高められ、脂質を摂取したとしてもどんどん燃やす太りにくい体を手に入れることができるでしょう。
◆緑茶
緑茶に含まれるカテキンは抗菌作用や老化防止に効果があることで知られる物質ですが、脂肪が体内に吸収されることを阻害する効果も持っています。
食事の時に水ではなく緑茶を飲むようにするだけで食事中の脂質吸収が阻害され、余計な脂質を摂取することがなくなりますよ。
カテキンは脂質だけでなく糖質の吸収も防いでくれるので、ダイエット中に飲む飲み物としては理想的といえるでしょう。
◆唐辛子
唐辛子に含まれるカプサイシンという成分は、代謝を活性化して脂質の吸収を抑える働きがあります。
唐辛子を食べると体温が上がるのは代謝の活性化によるものであり、からいものがダイエットに良いといわれるのはカプサイシンの効果によるものです。
摂取しすぎると胃腸に負担をかけてしまいますが、適量なら健康的にダイエットに非常に効果的です。
◆魚
低カロリーでダイエットに向いている魚ですが、脂質の吸収を抑えるのにもピッタリです。
大切なのは食べる順番で、食事の一番最初に魚を食べることで腸にスイッチが入り脂質を吸収せず消化するモードに切り替わります。
一番最初の一口で魚を食べておけば、同じメニューを食べたとしても脂質の吸収量を抑え高いダイエット効果を得ることができるのです。
いかがでしたか?
今回は脂質吸収を抑えてくれる食品をご紹介しました。
とはいっても脂質の吸収を抑えてくれる食材を取り入れたから、好きなものを好きなだけ食べて良いわけではありませんよ。
栄養バランスのとれた低カロリーのメニューを心がけるのが基本であり、脂質吸収を阻害する食品はあくまでも補助的なものです。
上手に脂質をコントロールしてダイエットを成功させましょう。(エディタ(Editor):dutyadmin)

